「モネ、ゴーギャン、ゴッホ...日本というインスピレーション」展

  • 2015.02.25 Wednesday
  • 01:23
◆「モネ、ゴーギャン、ゴッホ...日本というインスピレーション」展
Monet, Gauguin, van Gogh... Inspiration Japan

期間:2015年2月20日(金)〜5月10日(日)

会場:Kunsthaus Zürich
   Heimplatz 1, 8001 Zürich
   http://www.kunsthaus.ch/(独・仏・英語)

2月20日からチューリッヒKunsthausでジャポニスムをテーマにした特別展が予定されている。

19世紀半ばから20世紀初頭に掛けて、日本美術のモチーフや様式に強烈なインスピレーションを受け、自分たちの作品に直接・間接に投影していった一群の画家たちがいた。

その現象はジャポニスムと呼ばれ、ヨーロッパ近代美術史の中で根源的に重要な意味を持ってきた。
ジャポニスムをテーマにした特別展がドイツ語圏で行われるのは四半世紀ぶり。

この特別展は、ドイツEssenのMuseum Folkwang(www.museum-folkwang.de/)との共同企画で、同美術館では現在特別展が行われているが、大好評で当初の予定を2週間延長し2月1日まで続けることを決定している。

チューリッヒで特別展に大きな期待が高まっている。特別展ではフランスにおいて日本美術が受容された黎明期から最盛期にあたる1860年から1910年に光を当てた展示がされる。

200年以上におよぶ鎖国の末、日本は1854年に開国。その結果、ヨーロッパとりわけフランスでは日本に熱狂する大ブームが起こった。それに拍車をかけたのがウィーン万博(1873年)とパリ万博(1878年)だった。会場には日本からの輸入品がところせましと展示された。

芸術家たちは、日本的なものと聞けば何であれ敏感に反応した。その痕跡は様々な現れ方をしている。モネ、ゴーギャン、ゴッホ、ボナール、ドガらは、日本から輸入された美術品や日用品を画中に描きこみ、また日本美術の主題を取り入れて行く。

しかし、いっそう豊かな実りをもたらしたのは、なんといっても浮世絵の語法を消化し内的に深化させたこと。日本的なものは西洋絵画の伝統と、深い次元で交わることになる。こうして獲得されたものによって芸術家たちは、一層高い創造の段階に達することになった。そこから多様な表現形態が誕生し、その影響は20世紀の大半を通じて、継続していくことになる。

 本特別展では、300点を越える第一級の作品が展示される。西洋の絵画作品と並べて、北斎、広重、歌麿らの浮世絵の代表作が紹介されることになっている。その中には当時、芸術家たちが自身で蒐集したものも含まれている。

また、工芸品も日本のものとヨーロッパのものとを対比して展示される。さらに旅行写真やポスターは19世紀のヨーロッパが抱いていた日本のイメージを彷彿とさせるのに大いに役立つ。

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