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スイス生活 ここが分からない(第64号、2014年新春号)

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    ◆Mobility Car Sharing システムについて(第64号、2014年新春号 掲載)

    Q. スイスではカーシェアリングのシステムがとても上手くオーガナイズされていると聞きます。どんなシステムなのか教えて下さい。

    A. スイスでは、公共交通網がよく発達し、時間の正確さは定評があります。こうした条件の中、一定の場所まで公共交通を利用し、そこから車を借りて行動できれば、環境にも優しく効率もいいという考え方から、カーシェアリングシステムが生まれました。1987年8人のメンバーが組合方式でスタートしたMobilityの利用者は年々急増しています。

    Mobilityの経営形態は組合員の直接参加型のもので、MigrosやCoopと同じ方式です。もちろん、組合員にならずに利用メンバー登録(年間290.- フラン。ただし、スイス国鉄のGA/AGや1/2Aboがあると190.- CHF)だけでも利用できます。

    スイス全域の1,380カ所に駐車場が分散し、2,650台の車が配備されています。

    Mobilityの利用は非常に簡単です。

    (1)インターネットで Mobility(独・仏・英語) のホームページにアクセスします。

    (2)予約用サイトで希望日時、場所、車種を選び指定する。希望の車が指定時間に使えるようであれば、最終予約をします。

    (3)もし希望場所に使える車がない場合は、外の場所を選んで予約できます。

    Mobilityの利用料金は、1時間単位の料金(例:小型車2.80 /h)+走行距離(例:小型車1 kmあたり0.58フラン)料金の合算で算出されます。

    例えば、買い物をするために、小型車を10時〜12時まで借り、20 km走った時の例で計算してみましょう。

    2時間x 2.80 CHF = 5.60 CHF、20 km x 0.58 = 11.6 CHF。+△旅膩17.20 CHFとなります。

    Mobilityの料金には、燃料代、洗車代、修理代、保険、高速道路Vignette代、駐車場所代、自動車税などが含まれています。

    Mobilityの試算では年間走行距離が1万 km以下であれば、Mobilityを利用する方が経済的に得になるそうです。

    現在一般個人のMobilityメンバーは1万人を越えていますが、近年大きな成功を収めているのが「ビジネス・カーシェアリング」です。企業や地方公共団体としてMobilityと契約し、平日の日中には優先的に使えるようにし、平日の夕方以降と週末は個人メンバーが利用できるというシステムです。企業側にとっては経費の節減につながり、車の有効利用にもなるので、スイスの大手企業、州、地方公共団体などにも急速に広まっています。

    さらに、オーストリアとドイツにもカーシェアリングシステムが広がり、Mobilityメンバーは両国のカーシェアリングも利用できるようになりました。さらに、通常のレンタカー利用でも割引きがあるなど、さまざまな特典があります。

    Mobilityについての詳しい情報は下記Websiteからどうぞ。

    Mobility Car Sharing
    www.mobility.ch/(独・仏・英語)
    gruezi * スイス生活 ここが分からない * 08:03 * - * - * -
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