2011年3月11日の東日本大震災を忘れないために

  • 2013.06.06 Thursday
  • 07:04
瀬戸洋子さんの手記『あの日 あの時』

2011年3月11日14時46分、東北地方太平洋沖で地震が発生した。

マグニチュード9.0を記録し、その直後の津波は東北太平洋沿岸から北海道沿岸までを総なめにし、甚大な被害をもたらした。この地震・津波による死者・行方不明者は2013年1月の時点で約1万9千人、建築物の全壊・半壊は39万戸以上、避難者の数は依然として32万人近くいる。

さらに、東京電力福島第一原発がこの地震・津波で冷却機能が大きく損傷し、1号基〜3号基で炉心溶融(メルトダウン)が起こり、核燃料がどこにあるのかすら分からない状態が続いている。

4号基では使用済み燃料プールの倒壊が懸念されている。そして、原子炉の冷却に使っている水が徐々に地下水脈や海に流れ続けている。

岩手県釜石市両石町に住む瀬戸洋子さん(88歳当時)が2012年5月にこの未曾有の大震災の体験を記録した手記を書いた。これを瀬戸さんの息子さんが一人でも多くの方に読んで欲しいとタイプ打ちし直した手記『あの日 あの時』(PDFファイル)が静かに広がっている。

3.11の大震災、そして被害を受けた方々のことを決して忘れないという決意を込めて、瀬戸洋子さんの手記『あの日 あの時』をアップします。

できるだけ多くの方に読んでいただき、震災のことや被災者に思いを馳せていただきたいと思います。

『グリエツィ』編集者 野嶋 篤