武藤類子さんのメッセージ

  • 2020.03.11 Wednesday
  • 01:34

 2011年3月11日東京電力福島第一原発事故から9年目を迎えた。ヨーロッパ各地で脱原発・反原発、自然エネルギー推進をめざす行動や集会が行われた。

 

スイスでは、Halbwertzeit半減期映画会が3月15日(日)に行われた。2011年3月11日の原発事故以来、継続して行われている「反原発見張り番行動」(ENSI Anti Atom Mahnwache)が、○○回を迎え、ENSI前で記念集会が開かれた。

 

フクシマ9年目に当たり、福島原発告訴団団長で原発事故被害者団体連絡会(略称「ひだんれん」共同代表の武藤類子さんから、ヨーロッパの皆さん宛にメッセージが届きました。紹介します。

 

◇◇◇◇◇

 

◆武藤類子さんのメッセージ

 

世界の皆さまへ

 

福島原発事故から9年の月日が経ちました。皆さまの長い間の福島への思いと、核をなくすためのたゆまぬ活動に感謝いたします。

今、福島は3月に行われるオリンピック聖火リレーが最大の話題となり、それを利用して事故がもたらした様々な問題や困難を、強引に片付けようとしたり、上手に隠したりしています。今まで帰還困難区域だった地域も、部分的に避難指示を解除し人を帰し、不通となっていた常磐線も帰還困難区域を含めて、全線開通させます。

 

聖火リレーが出発するJヴィレッジというサッカー場(福島第一原発から約20 km)には、既に全国から大人も子どもも集まりサッカーに興じています。福島県が行った聖火リレーコースの放射線量測定では、沿道や車道で0.77や0.46 μSv/hが記録されています。

 

少なくても県内の13ルートで、除染目安の0.23 μSv/hを超えている地点が見つかっています。聖火ランナーや沿道で応援する人々を危険に晒すのではないかと心配です。このオリンピックは「復興五輪」と呼ばれています。しかし、被害者にとっての復興などいったいどこにあるのでしょうか。

 

そして、このオリンピックは恥ずべきことに「汚染水はアンダーコントロールされている」という、日本の首相の嘘から始まりました。原発サイト内のタンクに貯められたALPS処理汚染水は120万トンを超えました。経産省の汚染水に関する小委員会はそれを海洋や蒸気放出する提案を、地元町民のためにと、強引に取りまとめました。

 

陸上で保管するための代替案やトリチウム以外に含まれている他の核種の二次処理についても、十分な議論がされていません。漁業者や地元町民も反対しています。

 

人為的に放射能汚染した水を海に流すことは、国連海洋法条約にもロンドン条約にも応えていません。今、世界からの声が必要です。

 

どうか皆さん、日本が世界の海をこれ以上汚染させないように、力を貸してください。昨年始まった原発サイト内の排気筒解体工事は、トラブルが続き、完全に遠隔操作で行うはずの工事でしたがゴンドラで人が登り、外側からグラインダーで切る事態まで起こりました。

 

原発作業員の事故は頻発し、「発災から2019年上半期までに、東電が公表・認めているだけで死者20人・重症24人・意識不明等29人・負傷222人・熱中症101人(2019.12.1春橋哲史氏ブログより)」となっています。

 

昨年9月に東京地方裁判所が下した東電旧経営陣の、原発事故の責任を問う刑事裁判の判決は信じられないことに被告人全員が「無罪」でした。この判決は、福島県民をはじめ多くの被害者にとってはおおよそ納得のできないものであり、更なる苦悩と失望を与えました。

 

検察官役の指定弁護士は「原子力行政に忖度した判決」とコメントしました。37回に渡って行われた公判で明らかにされた、多くの証拠や証言をほとんど反映せず、東電に有利な証拠ばかりを拾った判決文でした。原発事故の被害については、具体的にはほとんど触れることはありませんでした。

 

また、政府機関が公表した、最新知見としての津波地震の長期評価の信頼性を全面的に否定しました。

 

原発の安全性に関しても、「社会通念」が国の規制に反映されていて、それは「絶対的な安全を求めていない」ものだったと認定し、「万が一にも事故が起きないように」とした1992年の伊方最高裁判決から後退してしまいました。

 

裁判所は間違った判断をしました。

 

あれだけの証言や証拠がありながら、「これでも罪が問えないのか」と悔しく思います。今後裁判は、控訴審に移ります。裁判所には、他の権力から完全に独立した正義の砦であって欲しいと望み続け、私たちの尊厳を取り戻すために元気に控訴審を闘って行きたいと思います。

 

一日も早く世界中の、核の悲劇の歴史を閉じるために、ともに手をつなぎましょう。

 

福島より

 

※武藤類子さんは福島原発告訴団(http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.ch/)団長、

原発事故被害者団体連絡会(略称「ひだんれん」http://hidanren.blogspot.ch/p/blog-page.html)共同代表です。
 

フクシマ・映画の夕べ(Fukushima Film-night)

  • 2015.02.25 Wednesday
  • 04:50
◆フクシマ・映画の夕べ(Fukushima Film-night)


日時:2015年3月11日(水)19時30分開始
会場:Rote Fabrik Zuerich
   Seestrasse 395, 8038 Zuerich
   www.rotefabrik.ch

上映映画:Shu Kyungsik – Reflecting about Fukushima
映画監督Shu Kyungsik氏が出席し、報告をします。

日時:2015年3月12日(木)17時開始
会場:Rote Fabrik Zuerich

上映映画:17時〜「A Woman from Fukushima」
     19時30分 My Atomic Aunt (Meine Tante aus Fukushima)

討論:21時15分〜福島原発事故から4年目を迎える日本

日時:2015年3月16日(月)20時開始
会場:Lichtspiel Bern
   Sandrainstrasse 3, 3007 Bern
   www.lichtspiel.ch

上映映画:20時〜My Atomic Aunt

討論:21時30分〜ヨウ素 ─ 防護か ごまかしか ─

会場では、福島県二本松市の詩人、荒尾駿介さんの詩とファビアンの写した福島をテーマにした写真のパネル展示が行われます。

Photographes pour le Japon 「日本のために」写真展

  • 2013.01.11 Friday
  • 05:17
期間:2013年2月1日〜16日

毎日開館15〜18時

会場:Musee de l’Hotel-Dieu、Porrentruy/JURA
(ジュラ州ポラントリュイ市・旧病院博物館)地下
Musee de l’Hotel-Dieu
Grand-Rue 5
2900 Porrentruy (Suisse)
Tel. ++41 32 466 72 72
E-mail: info@mhdp.ch
www.mhdp.ch/

日本語でのお問い合わせ:マルキ明子
akiko-marquis@bluewin.ch

なお、売り上げは「日本のために」協会を通して、「もも・かき育英会」に寄付されます。
http://momokaki.org/index.html

 2011年3月11日の東日本大震災を目の当たりにし、フランス語圏の写真家グループ「日本のために」が被災者支援を目的に写真集を出版しました。同グループは非政治的なNPOで、被災者のために義援金を集め、確実に再分配することを唯一の目的としています。現在、東日本大震災遺児育英基金「もも・かき育英会」に寄付を送り続けています。

 同写真展は、フランスのベルフォール、ブザンソン、パリなどすでに行われてきましたが、写真家グループ代表のマリー・フリゾさん、ジュラ出身で沖縄在住の写真家ダニエル・ロペスさん、ポラントリュイ在住のマルキ明子さんが相談し、ポラントリュイ市に働きかけて実現の運びとなったものです。

東北の子供たち支援スイスグループからの呼びかけ

  • 2013.01.11 Friday
  • 05:05
皆さん、こんにちは? 私たちは、東北の子供たち支援スイスグループとして立ち上がりました。

細々ながら、津被災地の子供たちのための募金を続けています。
4〜5カ月ごとに5万円程、そしてバザーなどでの大きな収入を仙台の佐々木さん(サッカーで日本でも有名なベガルダ仙台のファンクラブ代表)を通じて、現地の子供たちを直接支援しています。子供たちの希望に沿って、雨傘、雨合羽、ランドセル、色鉛筆、水着などをプレゼントをしています。

「皆に忘れ去られるのが怖い」という佐々木さんの話を受けて、継続して支援を続けています。

ベルン日本人会バザー(5月末予定)に参加し、支援の募金を集める予定です。
お宅に残っている日本の物で、使っていないものをご提供ください。

昨年、一昨年のバザーでは、ベルンの有志8名の努力で多大が成果がありました。
ご提供いただくものは、なんでも構いませんが、過去の経験では着物、塗り物、古本などに人気が集まりました。

時間を掛けてじっくりと準備できるように、今から開始します。
みなさん、是非ともご協力ください。

品物の送付先:
Toshiko Weber
Sonneggstrasse 14, 3185 Schmitten/FR
toshi@bluewin.ch

(注)大きなものはBaeni-Takai Yumikoにご連絡下さい。
必ずメールアドレスもご記入下さい。

Baeni-Takai Yumiko
St.Ulrichweg 15
4802 Strengelbach

Tel/Fax:062 752 22 03
baeni-takai@ swissonline.ch

ベルンのバザーの日程は、決まり次第、品物を提供頂いた方々にお知らせします。
是非バザー会場でお目にか掛かりましょう。

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

  • 2013.01.11 Friday
  • 05:01
遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

「遠野まごころネット」は、東日本大震災の被災者支援の活動を持続的に継続しているボランティア団体ですが、特に東北三陸沿岸へのアクセスがしやすい位置にあり、震災後、早くから支援の拠点となってきました。

その中心になって活動しているのが「遠野まごころネット」です。

「遠野まごころネット」では、昨年末にも「サンタが100人やってきた!」プロジェクトを実施しました。そして、そこで集まった寄付の余剰金は「まごころサンタ基金」として奨学金に使われます。

復興がなかなか進まない中、若者たちへの奨学金は大切な援助になっています。

「まごころサンタ基金」については、下記サイトをご覧下さい。
http://tonomagokoro.net/santakikin

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